埼玉県所沢市にある新富ゴルフプラザですが、実は所沢と言っても狭山や川越からも近いあたりで、私の自宅がある川越からも近いこともあり、子供達を連れて練習しに行ったりしています。
2024年9月1日にリニューアル・オープンしましたので、以前の様子は下の方に残し、新しい様子を紹介します。
リニューアルにより、以前のICカードもしばらく利用できますが、QRコードを使うタイプに変わりました。温かみのあるデザインでいい感じです。
打席は1階がリニューアルしました。2階は今の所以前のままです。以前は1階もカゴでボールを一気に入れると自動でティーアップされるタイプでしたが、今度はティー穴にボールを入れると自動でティーアップされるタイプになりました。一気に入れる方が便利に感じるかもしれませんが、初心者にとっては金属でできたものが前方にあると、ヘッドの先っぽに当たった時などに金属に当たって大きな音が出て皆が振り返るという恥ずかしい思いをするものです。リニューアル後の方が視覚的にすっかり感じますし、実際に打席が広くなります。カードのデザインと同じ打席仕切りのカバーがいいですね。
通路のカーペットもシックな感じになり、柱なども塗装されてとても綺麗になりました。
椅子も新しくなり、スマホスタンドが全打席に標準装備されました。
もともと人気の練習場ですが、今回、1階打席だけリニューアルしたので大人気で、10人以上の順番待ちのあと、打てました。
以前に比べるとショットマットとスタンスマットが繋がったタイプになり、特にアイアンショットが快適になりました。
右の動画が各打席付属のスマホスタンドを使ったものです。
コースボールなので相変わらずよく飛びます!
打席側のトイレもとても綺麗です。
自動ティーアップ機を採用いただきましたので、お礼にお祝いのお花も。自宅から近い練習場で、もともと仲良くしていましたが、仕事でもご一緒できてとても嬉しい気持ちです。
迷走台風の影響でオープンに影響が心配されましたが、無事にオープンでき、夕方には虹も出ていました。良いことありそうです!
以下、以前の様子
ここの特徴はボールがレンジボールではなくコースボールということでしょう。コースボールはレンジボールと比べて割れやすいのと、高さ・飛距離が出すぎるということで、練習場では練習場向けに作られたレンジボールを使っているところが多いのですが、ここでは先代社長のこだわりでコースボールを使っています。コースボールを使っている屋外練習場はたまにありますが、さすがに値段の高い新品ボールというところはまずなく、ロストボールを使っていることがほとんどですので、ボールの銘柄や色・状態もばらついてしまうのは玉に瑕ですが、それでもラウンドするときと同じボールを打てるという魅力から人気はあり、この写真のように1階打席はもちろん、2階打席でも大繁盛です。
私は練習場に行く際に大抵RapsodoMLMという測定器を持っていきますが、ドライバーショットで測定結果を見るとボールの違いが分かります。一般的なレンジボールだと私の場合、大体230ヤード台なのですが、コースボールや飛ぶタイプのレンジボールだと250ヤードを超える飛距離がでます。測定結果だけでなく、実際に打ったときにもボールの違いはかなり感じるもので、飛ばないボールだと重たい打感に感じ、飛んでいくボールを見ていて普段より飛んでいないと感じて大振りしやすくなりやすいものです。トラックマンやトップトレーサーなどではレンジボール補正をしてコースボールならこのくらい飛ぶだろうという結果を出してくれる測定器もありますが、やっぱり飛んでいくボールを見ると「飛んでないな〜」と感じるものです。
新富ゴルフプラザにはシミュレーションルームや天然芝でのアプローチ練習場・パター練習スペースなどもあります。現在練習場を実質的に取りまとめているのは先代社長の娘さんで、女性ならではの視点で練習場の改革を進めていて、トイレがリニューアルされたり、スタッフの接客ポリシーも変えたりしてきて、以前にも増して親しみやすい練習場に進化してきています。
ゴルフ練習場では大抵レッスンも受けられることが多いのですが、定期的にレッスンに通えるのは仕事をリタイアした年配の方が多く、コロナの影響でせっかく増えた若者ゴルファーにとってはなかなか入りにくいスクールの状態になっていることも多いのですが、新富ゴルフプラザでは若者向けのレッスンとして、「デジタルゴルフスクール」と名付けたスクールも立ち上げました。
スマホや測定器を活用したレッスンと掲げることで、年配の方たちよりは若者達が集まりやすいようなイメージにし、若いレッスンプロがコーチを担当しています。私もレッスンを体験してみましたが、とても丁寧で熱心に教えてくれるプロでした。とはいえ、若者は週末でも予定がなかなか空いていなくて、定期的に通ってくれる人をどうやって集めていくかなど、まだまだ試行錯誤しているところだと思いますが、若いゴルファーを育てていかなければゴルフ業界に明るい未来はありませんので、積極的にチャレンジする姿は応援したくなりますね!
どんどん新しい企画にチャレンジしている新富ゴルフプラザですが、2023年1月28日に新富ゴルフプラザ×KOZUGOLF×永井プロによるJucie試打会が開催されました。KOZUFGOLFは新富ゴルフプラザに入っている工房で、永井プロはレッスンオブザイヤーを2006年度に獲得した有名プロで、ギアのインプレッションなどでも有名ですね。
Jucieは鍛造後にNC加工で精度高く毎回同じヘッドを作るというコンセプトのクラブメーカーで、打ってみたいと思っていてもなかなか試打できるところがなかったので、楽しみにしていました。
試打しながら、永井プロがワンポイントレッスンもしてくれます。
アイアンもありますが、JucieといえばWedgeが人気ですね。NC加工のミーリング跡がたまりません。
私はロフトを立てて打つタイプなので60度を普段から愛用していますので、tTとtHという2種類を打ち比べてみました。ノーメッキの方がtTです。
tTの方が私の打ち方だと抜けが良くて気に入りました!フェースを開いても打ちやすくて、打感も良いし、欲しくてたまらないのですが、良いものはお値段も高いので・・・
永井プロのワンポイントアドバイスも受けられて、とても楽しいひと時でした。KOZUGOLFでJucieも扱うとのことらしいので、所沢近辺の人は是非相談してみると良いでしょう。
アプローチエリアのグラウンド改修が行われ、
中央付近では天然芝にターゲットが色々配置されました。
左右には10ヤードきざみのラインが引かれ、短いアプローチのとても良い練習ができます。
10ヤードきざみで打ってみました。うまく打てているように見えますが、mevo+で測定しながら打ったところ、全体的にやや飛ばし過ぎでした。。
2023年の夏は非常に暑くて、多くの練習場で夏の来場者数が減ったのですが、暑くてもアプローチ練習ならそれほど辛くないというゴルファーがたくさん練習しに来たそうで、新富ゴルフプラザでは前年の夏よりむしろ来場者数は増えた感じとのことで、グラウンド改修は大正解!
天然芝アプローチ練習場で練習してみました。
あまりにもグリーン周りでの寄せが下手なので、当社の新戦力i君に教えてもらいました。グリーンがラフくらいの長さなのが少し残念ですが、ラフからのアプローチで、しかも放題グリーンでピンがすぐ近くというなかなか難しい状況での練習はかなり実践的で、いい練習になりました。