帯広のゴルフスタジオCUBEはインドアゴルフ練習場ですが北海道ならではの体育館のような練習場です。
インドアゴルフ練習場というと個室でスクリーンに向かって打ってシミュレーションゴルフをやるもの、というイメージですが、全然違います。
30ヤードくらい先にスクリーンがありますが、打ってみると長めの番手は不満がなく、むしろウェッジなどが天井ネットに当たってしまうので不満、という感じです。ドライバーのショット音が響き渡るので結構気分いいです!どのくらい飛んだかを知りたいときには、測定器のmevo+をレンタルしてもらうこともできます。
シミュレーションゴルフ・ルームもあります。
北海道では冬の間ゴルフ場が閉鎖していますので、屋内で快適なラウンドを楽しむ人で賑わいます。
工房もあり、クラフト経験豊富な丸一支配人が存在感を誇っていましたが、若手の西野さんもクラフトの修行をして2人が対応できるようになりました。
フィッティングはもちろん、FlightScopeを使ってのスイング分析によるアドバイスなども受けられます。TrackMan4はよく見ますがFlightScopeのデータをじっくり見るのは初めてで、加速度プロファイルはなかなか興味深かったです。ちなみに、このデータは私がMEGEM No.3ヘッド+Monsterシャフトで打ったものです。加速度プロファイルで横軸ゼロがインパクトで、ここに向かってどんどん落ち込むのはあまりシャフトが合っていないそうで、私のグラフは落ち込んでいかないので問題ないとのこと。さらに何球か打ってこのグラフがあまりにも違うのはタイミングが美味く取りにくいシャフトだろう、とかいろいろと分かるそうです。
「私はハンドファーストで打ち込みが強いので、60度ウェッジで100ヤード飛んでしまって、短い距離が苦手」と話したら測定してみようとなり、本当に100ヤード飛んだのですが、ダイナミックロフトが43度くらい?で、「そりゃやり過ぎだよ」というので、気分悪いのですがすくい打ち気味に打ったらダイナミックロフト53度くらいになり、「それでちょうどいい」と言われましたが、トップしそうで苦手な打ち方です・・・と、データを見ながらゴルフ好きの皆さん達と楽しい会話が盛り上がるスペースです!
さらにショップも本格的に始める方向だそうです。
まだ在庫が少ないですが、これから徐々に。
山田社長は本格的なギアオタクでもあり、試打クラブもマニアックなものが並びます。
試打クラブの中にこんなドライバーがありました。ドライバーでグースネック、さらにかなりのフックフェース!
実際に打たせてもらうと・・・アドレスした瞬間からかなりの気持ち悪さですし、この動画では何球か打って左にしか行かないので右に打ち出そうとしてみたのにチーピン!という感じでした。山田社長の話しでは、初心者がスライスしか打てないときに、これで捕まるボールの感じをつかんでもらえるのでは?と買ってみたのだそうです。
ちなみに、正面のスクリーンは帯広カントリークラブの17番ホールで、山田社長がクラチャンを2回取っているコースです。
帯広カントリークラブは北海道では幅が狭くて嫌いな人が多いコースだそうですが、私からすると広くて眺めも良いコース。でもバックティーはとても難しい・・・
北海道では冬はゴルフ場が完全にクローズしてしまいますし、屋外ゴルフ練習場は当然寒いので、こちらのインドアゴルフ練習場は大盛況になります。シミュレーションゴルフ・ルームも大人気です。