FlightScpope Mevo+

ゴルフギア

ヘッドスピード測定器は昔からありましたが、一般ゴルファーに手が届く価格で弾道測定器として最初の頃に登場したのがmevoでした。今でも少し安くなって販売されていますが、左右方向の測定はできなかったものの、距離だけでなく高さ方向の測定もできる2軸のドップラーレーダーを使ったものには感動し、すぐに購入したのでした。

その後、RapsodoMLMを使い、左右方向もわかり、動画も撮影できる便利さからブログやSNS用に重宝してきました。そして新製品のRapsodoMLM2PROも使っています。Approach R10も使ってみましたが少し物足りない感じでした。SKY TRACKはなかなか良いのですがボールの向こうに設置するのは練習場によっては難しいこともあります。

自分では買えませんが、トラックマン4やFlightScopeX、GCQuad、SkyTrackなどさまざまな弾道測定器も練習場やフィッティングで使ってみました。そんな高価な測定器と同じくらいの機能でびっくりしたのがMevo+です。

MEVO Range , Mevo+

なお、Mevo+の常設用という感じでMEVO Rangeというものもあります。

MEVO Range

常設だと電源をバッテリーではなく常時ACアダプターから供給する使い方がほとんどになりますので、それに対応した設計になっているだけでなく、マグネットで毎回同じ位置に設置できるようになっていたり、盗難防止ワイヤーをつけられたりします。機能としてはMevo+と同等ですがオプションが一部標準付属になっているなどで少し価格も高くなります。一般ゴルファーはMevo+の方が持ち歩きやすいのでお勧めでしょう。

Mevo+

iPhoneで使用中の画面表示をざっと一通り動画にしたものです。一部オプションの機能も含まれているかもしれません。これだけたくさんの情報が出るのはびっくりです。

Mevo+

Mevo+内蔵のカメラを使って動画撮影しながら練習することもできます。打つたびにプレビューを1回再生してくれるようにもできるので、スイングの様子を毎回確認しながら練習するのに便利です。

Mevo+

外部カメラも連携でき、iPhoneのフロントカメラを連携させると同じ感じに毎回確認しながら練習でき、さらにカメラの位置も自由にできます。後方腰の高さにしたのがこの動画です。

Mevo+

共有機能を使うとブログやSNSで使いやすい綺麗な動画を作ってくれます。

Mevo+

インテンショナルスライスを打ってみた様子です。

Mevo+

ちゃんとスライスしています。

Mevo+

ちょっと極端にやりすぎてミート率が低いですね。

Mevo+

フェースが開いていかにもスライス軌道で振っています。

Mevo+

続いてインテンショナルフックを打ってみました。

Mevo+

ちゃんとフックしています。

Mevo+

アイアンだとフックの方が断然打ちやすく、曲がり幅も大きいです。

Mevo+

フェースが閉じてインサイドアウトで振っています。

ドップラーレーダーを使うタイプの測定器は意外と左右の曲がりが正しく測定されない機器が多いのですが、Mevo+はしっかり測定できますし、クラブパスやフェースの開きまでちゃんと取れるのはとても良いです。

Mevo+

フリーでも使えるE6 Connectを使うとバーチャルゴルフも楽しめます(これはひょっとしてRapsodoMLM2PROでも使えるのかも!?今度やってみます)。

バッテリーの持ちが悪く、ずっと使いながら練習場で売っていると割とすぐに電源が切れてしまいますが、2023年バージョンからは長持ちするように改良されているようです。

私がRapsodoMLM,MLM2PROを気に入って使っているのは、フックやスライスなど左右の曲がりがほぼきちんと出る点です。トラックマン4など高価な測定器はもちろんしっかり測定してくれますが、安価なドップラーレーダーのみの測定器だと意外と曲がらなかったり逆球になることもありました。まだ十分には試せていませんが、Mevo+は測定結果もかなりしっかりしている印象でした。

個人で購入するには少々高価ですが、トラックマン・レンジやトップトレーサー・レンジのように練習場で常設で使える弾道シミュレーターも広まってきた中で、MEVO Rangeが常設されているような練習場もあっても良いですね。

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