NEO-Eは韓国製の弾道測定器です。カメラ3個で測定するタイプです。バッテリー駆動が可能で、測定器本体に液晶モニターもあるので、ラウンド中に持ち運びながら使うこともできます。

測定器本体のモニターにボール位置が表示されれば測定可能です。たまたま最初に使い方の説明を受けたときにインドア施設で、ボールにマークがされていますが、NEO-Eはマークなしでスピン量も測定できます。

ヘッドにYのようなシールを貼るとインパクト位置が正確に測定できます。貼らなくてもインパクト位置以外は問題なく測定できます。
インドア施設での様子です。

屋外練習場で使ってみようとすると、打席仕切り板のためにティーと測定器の位置が近すぎて、ティーアップした状態で測定できない練習場がほとんどでした。ボールをアイアンマットに置けば問題ない距離になります。ただし、認識可能エリア内にボールが2個以上あると測定できないので、ティーの位置より打席後方側に測定器をずらして、ボールもやや後方に置かないとうまく測定できません。
インドア施設だと自動ティーアップ機がすぐに次のボールを上げずに待機する機能があるものが多いのですが、屋外練習場の自動ティーアップ機はすぐに次のボールを上げるものがほとんどですので、少し工夫が必要ですね。

私が知っている練習場の中では唯一打席仕切り板がない練習場が、新潟県村上市の+Catゴルフ練習場で、このように余裕で設置ができます。もともと打席間隔も広いので、前の打席の人に踏まれることもまずないでしょう。

ティーアップしたボールをちゃんと認識してくれます。
屋外でドライバーを測定した様子です。

Basic画面

Impact画面

Swing画面

Range画面

測定数値を全て出した画面

NEO-E本体だけだと数字を本体モニターで確認できるだけなので、基本的にはWindowsパソコンとWiFiで連携して使わないと全てを活用できない感じです。WindowsタブレットとNEO-E本体をなんとかNEO-Eケースに収納して持ち歩けますが、それなりのサイズ・重さなので、いつでもどこでも個人で持ち歩くというよりは、レッスンやフィッティングなどで使う感じに向いているでしょう。
